studio diary

4/30(木)大きな買い物の心得 土地編~家づくりに関する豆知識~

例えば、Aというスーパーでは200円で売っているCという商品が

Bというスーパーでは250円で売っていて、

逆にAというスーパーでは300円で売っているDという商品が

Bというスーパーでは250円で売っているとした場合、

Cの商品はAのスーパーで買いDの商品はBのスーパーで買う

という買い物の仕方が最も安く買い物が出来ますが、

(200円+250円=450円)

仮にAのスーパーとBのスーパーを移動するために

ガソリン代が60円かかるとしたら、

「その選択は合理的である」とは言えなくなります。

 

また、投資をすることが常識となりつつある現在、

YouTubeやSNSなどの情報をもとに

「集中投資」をされている方もいらっしゃると思いますが、

毎月(毎日)値段を気にすることなく淡々と買っていく「積立投資」とは違い

まとまった資金を一気に投じることになる「集中投資」は

「なぜ、そこで買ったのか?」という自分なりの理屈(根拠)が示せないまま

購入すべきではありません。

 

要するに

表面的に見えているところだけに目を向けて判断するのではなく、

目を向けるのがめんどうくさいところまで

(=表面的には見えにくく分かりにくい)

しっかりと目を通した上で判断し購入した方がいいというわけですね。

 

前者(積立投資)の場合は金額も小さく

その選択によって大金を失うことにはならないものの、

後者(集中投資)は場合によったらとんでもない額の大金を

あっという間に失ってしまうリスクが潜んでいますからね。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

このように大きな決断を要する買い物は

感情や直感だけに身を任せて突っ走るのは非常に危険なので、

勉強し知識をつけ表面的には見えにくいところまで

目を通せるようになった上で

論理的に購入の可否を決めていただいた方がいいのですが、

こと家づくりに関しても同じことが言えるかと思います。

 

✔️土地価格の見方

 

土地を買う時は土地代だけを支払えばいいかと言うと

決してそういうわけではありません。

 

その土地の所有者が不動産屋さんじゃなければ

仲介してくれる不動産屋さんに仲介手数料を払わないといけないし、

水道が敷地内に引き込まれていなければ

水道を引き込む工事が必要になると同時に

市町村に払う水道加入金が必要になるなど、

見えない経費がたくさんかかるからです。

 

ゆえ、単純に土地の値段だけに気を取られるのではなく、

こういった隠れた経費を全て含めた上で

総額いくらかかるのかで判断する癖を

身につけていただいた方がいいかと思います。

 

仮に、同じ地域で気になるAとBという土地があり、

Aという新規分譲地の土地は1000万円するが、

Bという土地は900万円と100万円も安いとしたら、

土地代だけに目を向けるとBを選んだ方が割安感がありますが、

蓋を開けてみるとBの方が高くつくこともあるという感じですね。

 

仲介手数料がいらないAに対しBは仲介手数料が必要になる。

かつ、水道や境界が整っているAに対し、

Bは水道引き込みや境界工事に多額の費用を要する。など

表面的には見えていないいくつかの理由によって、です。

 

土地が坪あたり5万円以下で売られているような地域では、

土地の広さによっては

身内が所有している農地(田や畑)を転用の許可申請を行い、

境界壁をつくり、土を入れ替え、水道を引っ張ってくるという

造成工事をするよりも、

近くで売られている土地を買った方が安くつくということも

決して珍しくありませんしね。

 

というわけなので、

大きな買い物をする時は

目に見えた費用だけじゃなく見えていない費用に何があるか?

そして、それらにはどれくらいの費用がかかるのかにまで

目を配ることを忘れないようにしていただければと思います。

  

それでは、、、

 

4/23(木)豊かさの定義~家づくりに関する豆知識~

「豊かさ」の定義は人によって違ってくるものであると思いますが、

こと家づくりにおいても「豊かさ」の議論は

「無駄」をどう捉えるかによって大きく二分されます。

 

例えばとっても広い玄関は家を豪華に見せてくれるし、

自分の気持ちをとっても優雅にしてくれます。

また、誰かを家に招いた時も賞賛を得られると思うので、

色々な意味で気持ちを豊かにしてくれます。

 

他方、視点を切り替えて玄関について考えてみると、

先程のように広くせず必要最小限にすることの方が

豊かであるとも捉えられます。

 

仮に、玄関の広さだけで2帖(=1坪)違ってくるとしたら、

それだけでコストは7〜80万円ほど違ってくるため

その分、家づくりではなくもっと違った「豊かさ」に

使うことが出来るとも捉えられるからです。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

このように家づくりにおいても「豊かさの定義はこうだ!」と

一方的に決めつけることは決して出来ないのですが、

とはいえ、自社なりの価値観を持っておくことは

非常に大事なことだと思うので、

今回は「豊かさ」に対する

弊社なりの定義をお伝えしていきたいと思います。

 

✔️最小限のもので最大限の豊かさを

 

家を持つにあたり、

弊社では出来るだけ最小限にしていただくことをオススメしています。

最小限にすればその分家のコストが安くなり

その浮いた資金を他の色々なことに使うことが出来るからです。

 

NISAに入れて老後への安心を手に入れるも良し。

思い出づくりのために定期的に家族旅行に出掛けるも良し。

自分の趣味や子供たちのやりたいことを

思いっきりやらせてあげるのに使うも良し。

という感じですね。

 

そして、そのために弊社では

「無駄」であるかも?と少しでも考えられるものは

出来る限り省くことをご提案させていただいています。

 

例えば「廊下」。

冒頭にお伝えしたように

違う視点で捉えると広い廊下は無駄ではないものですが、

弊社なりの視点で捉えると

「廊下はあくまでただ通るだけのもの」であれば、

あえて広げる必要もないという風に定義しています。

 

例えば「客間」。

ご両親や来客をしっかりおもてなしするという観点で見れば、

この部屋は250万円出してでも必要なものであるということになりますが、

逆に言うと、たまにしか使わない部屋に250万円ものコストをかけるのは

建築費が高くなった今勿体無いとも捉えることが出来ます。

 

仮に親御さんが遊びに来て泊まっていくとしても、

まだ寝室として使っていない子供部屋で寝ていただくことが出来るし、

広々としたリビングに布団を敷いて寝てもらってもいいわけですしね。

 

そんなわけで弊社では、

いつも使わない部屋に多くの資金を費やすことはやめましょう

というスタンスを取らせていただいております。

 

この他、寝室や子供部屋の広さに関しても無駄に広げる必要はないし、

土地にしても建てる家に対してちょうど良い広さを買えば

その分、無駄な出費が削れるので、

建てる家に合わせた面積で探しましょうという風にお伝えしております。

土地に無駄な余りが出来なければ、その分外構工事費用も削減出来ますしね。

 

もちろん、これらもあくまで弊社の価値観であって、

土地も広くすればするほど豪邸感は出るし、

余白が多いほど外構工事も見栄えがしやすくなるので、

お金をかけてでもそうしたいとお考えの方は、

そうしていただいた方が絶対に良いと思います。

 

というわけで、「豊かさ」の定義は難しく

単純にこうだとは決められないのですが、

弊社のスタンスとしては

無駄をふんだんにつくることで豊かさを生み出すという方向性ではなく、

その真逆の無駄を極力なくすことで豊かさを生み出すという方向性である

ということを今回はお伝えさせていただきました。

 

それでは、、、

 

4/16(木)子供部屋の価値観~家づくりに関する豆知識~

弊社では子供部屋を

基本1階につくることをオススメしているのですが、

実を言うとその提案は

子供部屋が2階にある自分自身の経験に基づいたものです。

 

子供部屋を2階につくったことで

1階が片付きにくくなったこと、

(いちいち自分の部屋まで

すぐに使うものを持ち運びするのが面倒臭いからです)

そしていざ片付けをする時も上下の行き来が面倒臭く

思ったように捗らないこと、

なにより子供たちから

「なんでうちの家はお客さんの家みたいに1階に部屋つくらんかったん?

いちいち上に行くんめんどうくさいんやけど・・」と

しょっちゅう言われたからです。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

そんなわけで、

まるで平屋かの如く2階建てのお家を建てる時でも

基本、子供部屋を1階に提案させていただいているのですが、

「子供部屋は2階にあるのが普通」という価値観が巷にあることから、

パッと聞いただけだと

ご不安に感じる方も決して少なくないのではないでしょうか。

 

✔️まずは利点について考えてみる

 

子供部屋を1階につくった場合、

子供たちの荷物を自分の部屋に片付けやすくなります。

そのし易さたるや2階とは比べ物になりません。

 

結果、リビングやダイニングにものが散乱しにくくなり

その分だけストレスが緩和されると思います。

(散らかっている状態だとそれだけでストレスになりますもんね)

 

また、親の近くに部屋があることで自分の部屋を使ってくれやすくなり、

これもまたリビングの散らかりを防ぐ大きな要因になりますしね。

(2階だとそれぞれの姿が見えないし気配すら感じにくくなるので

どうしても使ってもらいにくくなってしまいますからね)

 

さらに子供部屋を基本1階につくれば、

2階建ての家になる場合でも

子供部屋を2階につくる場合より面積を抑えることが出来るため

その分コスト圧縮にもつながります。

 

2階につくるのが寝室(とクローゼット)だけになれば、

2階のトイレもなくすことも出来るし

2階に出来る廊下も最小限になるからです。

 

そんなわけで弊社では、

子供部屋を基本1階に盛り込んだ

間取りを提案させていただくことが多いのですが、

この場合、1つだけ不安に感じることが

子供たちのプライバシーではないでしょうか。

 

✔️この欠点をどうカバーするか?

 

1階に子供部屋をつくると、

子供たちのプライバシーを確保してあげられないのではないか?

という心配が生まれると思いますが、

この点がどうしても心配な方は

リビングと子供部屋が直結しないように間取りをつくれば解決します。

 

ただし、このように設計すれば廊下が増えることにはなるので、

その分、コストが上がるということは

織り込んでいただかなくてはならないんですけどね。

 

個人的にはそこまで子供たちのプライバシーに

配慮しなくてもいいと思っているので、

ドアで仕切りがあるならそれだけでいいと思うんですけどね。

 

実際、うちの子供たちも

テスト勉強でもない限りずっと部屋に篭ることがなく、

基本、リビングでスマホ片手に

YouTube、インスタ、TikTok、などを楽しみながら

好きなように過ごしていましたしね。

 

というわけなのでこれから家を建てる方は、

子供部屋に関して少し柔軟に考えていただければと思います。

 

もっとも現在は平屋の人気が出てきたので

子供部屋が1階にあることに

違和感がない方が増えてきているかもしれませんけどね!

 

それでは、、、

 

4/9(木)これからの土地選び~家づくりに関する豆知識~

新しく造成し販売される分譲地は、

美しく整えられていること(=見た目が良い)

同世代の人たちが集まりそうなこと(=気兼ねなく暮らせそう)

道路幅が広いこと(=車がとめやすく運転しやすそう)

などを理由に多少割高でも

近隣で販売されている分譲地じゃない土地に比べて

足速に売れていく傾向があるのですが、

昨今のインフレの影響を受けて

コンクリート価格が上がり続けていることから、

新しく造成し販売される分譲地は

今後さらに価格が割高になると考えておいた方がいいと思います。

 

ゆえに、これから家づくりをされる方は

極論を申し上げるとそんな条件下でも(予算が膨らむことを覚悟の上)

新規分譲地を狙っていくのか?

それとも、そうじゃない土地に絞って探していくのか?

(少しでも予算を抑えるのか)

という極端な選択を強いられることになると思いますが、

あなたはどうお考えでしょうか?

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

というわけで今回は、

少しでも予算を抑えながら土地を選びたいとお考えの方に、

土地選びの際に着目していただきたいことについて

お伝えしていきたいと思います。

 

✔️災害時のリスク

 

土地選びをするにあたって

まず着目していただきたいことが

災害時のリスクについて、です。

 

例えば「浸水リスク」。

弊社では、土地の広さ的に平屋が建てられるのであれば、

確実に平屋を提案させていただくからです。

平屋は2階建てのように2階部分に退避出来ませんからね。

 

例えば「倒壊リスク」。

分譲地ではない土地を選ぶとしたら

近隣に建っている家が新しい場合もあれば古い場合もあるのですが、

後者の場合、地震によって建物が倒壊するリスクが大なり小なりあるからです。

 

また、近隣に古い家が建っている場合、

「倒壊リスク」と共に考えておいた方がいいリスクが「火災リスク」です。

古い家の場合、暖房機器に石油ストーブを使っていることが多々あるし、

コンロも「IH」ではなく「ガス」であることが多いでしょうしね。

実際、阪神淡路大震災の時は真冬だったこともあって

ストーブが倒れたことをキッカケに火災被害が拡大したようですしね。

 

さらに古い家がある場合は

「シロアリ」がそこから飛んでくるかもしれないというリスクもあります。

(ついでにゴキブリも、です)

 

ゆえに、まずはこういったリスクがあることもご理解いただいた上で

土地選びをしていただければと思います。

浸水リスクがある場所や古い家が近隣に建っている土地などは

そんなに悪くなさそうなのに(むしろ良さそうに見えるのに)

相場よりも割安で売られていることが多いのですが、

その裏にはそれなりの理由があるということですね。

 

✔️問題ない土地を割安で手に入れる方法

 

基本、土地に「掘り出し物はない」と言われるくらい

土地の価格設定は良く出来ていて、

誰が見ても良さそうだなと思う土地はそれなりに高く価格が設定され、

誰が見てもイマイチだなと思う土地は、

それなりに安く価格が設定されています。

 

ゆえ、そんな中希望するエリアで

割安の土地を手に入れていただくためには、

唯一「日当たりにこだわらない」ことしかないのではないでしょうか。

 

同じ場所でも

南向きかそうじゃないかによって大なり小なり価格設定は違うし、

日当たりが悪そうな土地であればあるほど

間違いなく価格は割安に設定されていますからね。

(そうしないと売れないしそもそも問い合わせもないからです)

 

たとえ土地そのものの日当たりが悪かったとしても、

それを回避しつつ

家の中に光が届けられるようにさえ間取りをつくることが出来れば

家の中は充分明るくなるし、

むしろこういった悪条件の中出来上がる家の方が

デザイン・防犯・プライバシー面において

圧倒的に優れたお家になりやすいですしね。

 

これが「掘り出し物」が

なかなか見つからないと言われている土地の中で、

唯一割安な土地を手に入れることが出来る方法ではないでしょうか。

 

それでは、、、

 

4/2(木)白を基調色にする理由~家づくりに関する豆知識~

「色」はその時代のトレンドを明確に表すものであり、

リクシル、パナ、TOTOといった水回りメーカーのショールームに行くと

現在のトレンドカラーを一瞬で掴むことが出来ます。

(インスタを見ていても分かりますが)

 

現在は「グレー」や「ベージュ」その2色が混ざった「グレージュ」

といった全体的に彩度が低くくすみがかった色がトレンド真只中であり、

水回り商品だけにとどまらず

壁材、床材、ドアなどにも幅広く取り入れられてきていますが、

こういった優しい色合いで仕上げられた空間ってやたらと落ち着くし、

なんとも言えないお洒落感に満ち溢れていますよね。

 

こんにちは。

eguken myhome studio江口です。

 

そんなわけでトレンドに乗って

グレーやベージュをふんだんに取り入れようかと悩むこともあるのですが、

今回はこんなトレンドであるにもかかわらず

あえて時代の波に乗らず「白」を基調にし続けている理由について

お伝えしていきたいと思います。

 

✔️光の反射・拡散効果

 

弊社が住まいづくりをする中でこだわっていることの一つが

「日中は自然光だけで過ごせる住まい」にすることです。

晴れていて光が入ってくる日はもちろん、

たとえどんよりと曇っていても、

また雨が降っていたとしても、です。

 

そして、これを実現するためには

1.光を遮断しないこと

2.入ってきた光を反射・拡散すること

この2つが肝になってくるのですが、

この2つ目の要素に最大限寄与してくれる色が「白」です。

 

くすみ系の色は

光の反射・拡散という点においては白に比べると弱く

明るさのトーンが落ちやすくなり、

晴れていても照明なしでは過ごせない家になりやすいですからね。

 

そんなわけで室内に関しては

基本、家全体に「白」を使うようにしています。

 

外部に関しても、

白を使うと「汚れが目立つ」というネガティブな要素は拭えないものの、

反射効果が高い分壁の中に熱がこもりにくく

室内への熱伝導を低くしてくれる、

そして中庭に入ってきた光をより多く室内に届けてくれる

というメリットはあるので、

汚れを目立ちにくくするために

窓や換気扇などの部材を出来るだけ見えない(目立たない)

場所に隠すという工夫も心がけて設計しています。

 

✔️コーディネイトしやすい

 

そして白を基調としているもう1つの理由が

コーディネイトがしやすいことです。

ベースカラーを白で統一しておけば、

木材のナチュラルな色調や観葉植物のグリーンとも相性が良い上、

家具や小物なども選びやすくなります。

 

また、黄色、赤、青といった

彩度の高い原色系のアイテムなどを差し色に加えても

違和感が出にくいというのも白が持つ魅力の1つです。

 

そんなわけでベースカラーには

白をオススメしているというわけですね。

かつ、家そのものにあまり多くの色を使わないことを

オススメしています。

 

家そのものに色を使い過ぎてしまうと

その後、搬入される家具や小物などで色が散乱することになり、

統一感がなく落ち着かない家になってしまう可能性が高くなるからです。

ゆえに、クロスの張り分けはあまりオススメしていないし、

出来るだけカーテンを使わなくて良い家にしているんですよね。

 

いかがでしたか?

これが、弊社が白を基調色にしている理由です。

 

白は遊び心がなく

なんだか味気なく感じてしまう色かもしれませんが、

逆に言うと主張がなく他の色を惹き立ててくれる

素晴らしい色でもあるので、

その点も考慮しながらコーデしていただければと思います。

 

そして、コーディネイトの際には

家具や小物、そして生活用品などが入った状態がどうなるかまで

想像していただくことを忘れないようにしてくださいね。

 

それでは、、、