2025年02月

2/27(木)「平屋は高くなる」は本当なのか?~家づくりに関する豆知識~

 

現在「平屋」は空前のブームになっています。

まずは「平屋」に出来ないかを優先して考えた方がいいと

以前からお伝えしているのですが、

とはいえ、まだまだ多くの方が

「平屋にすると高くなる」というイメージから

敬遠しているのではないでしょうか。

 

まず高くなりそうなのが「家そのものの価格」。

そして、平屋を建てるとなると

それなりに広い土地がいりそうだから土地の価格も高くなりそう。

かつ敷地が広がる分、外構工事までも高くなりそう。

と、普通は思ってしまいますよね。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

では今回は、

そんなイメージから平屋を諦めかけそうになっている方に

「実際のところはどうなのか?」お伝えしていきたいと思います。

 

✔️平屋と2階建ての価格比較

 

同じ材料を使い同じような仕上げで

平屋と2階建てをそれぞれ建てるとしたら、

同じ面積で考えると坪あたり10万円前後価格は違ってきます。

35坪だと350万円ほど平屋が高くなるという感じですね。

 

しかし、実を言うと

この比較方法自体がそもそも間違っています。

同じ面積で比較するということが、です。

 

2階建てには階段が必要ですが、

平屋には階段が必要ないからです。

ゆえ、この場合の比較方法は

35坪から2坪(1•2階それぞれ1坪ずつ)を

差し引いた33坪で比較するのが正解です。

 

とはいえ、そうしたとしても

まだまだ価格は平屋の方が高いのが現実です。

 

ゆえ、ここから

2階建てから平屋にすることによって

必要じゃなくなるものについて考えていきたいと思います。

 

まず、議論したいのが「トイレ」。

2階建てでは1•2階両方にトイレが必要だと思います。

夜中にわざわざ階段を下りて1階までトイレに行くのは

だいぶ面倒臭いですからね。

 

それに対し平屋だと

トイレが1箇所でもいいのではないでしょうか。

もちろん、混雑しがちな家庭だと

2つ必要かもしれないんですけどね。

 

続いて議論したいのが「廊下」。

2階建ての場合、

階段を上り切ってからそれぞれの部屋に行くためには

確実に廊下が必要になるのに対し、

平屋にすれば廊下を無くそうと思えば、

ゼロにすることだって出来ますからね。

 

そして、この「トイレ」と「廊下」を無くしてもいいとしたら、

先程の面積からさらに2坪ほどマイナスすることが出来ます。

先程の続きで考えると31坪ということですね。

 

では、ここで一旦

価格の比較をしてみましょう。

 

仮に2階建ての坪あたりの価格を70万円、

平屋の坪あたりの価格を80万円としたら、

2階建て:70万円×35坪=2450万円

平屋:80万円×31坪=2480万円となり、

実はそう価格が変わらないということが

お分かりいただけたのではないでしょうか。

 

部屋の数も収納の数も部屋の広さも収納の広さも

全くさわっていないので、

ホントに無くても問題ないものだけを抽出したという感じですね。

 

というわけなので、「平屋は建築費が高くなる」は

一旦、頭の中から帳消しにしていただけたらと思います。

 

✔️土地の価格はどうなのか?

 

平屋は、2階建に比べて1階の面積が大きくなるため

その分、土地も広く必要となります。

 

しかし、冷静に考えてみると、

5560坪という広さで販売されている土地も多く、

実を言うと、これだけの広さがあれば

充分、平屋を建てることが出来ます。

駐車場を3台確保しつつ、です。

 

ゆえ、平屋を建てたいからと言って、

わざわざもっと広い土地を探す必要は

全くと言っていい程ないんですよね。

 

広げれば広げるほど

土地価格どころか外構工事費用も高くなるだけでし、

もっと言うと固定資産税も高くなるだけですからね。

 

そんなわけで

弊社が出した結論としては、

「平屋だから高くなる」というのは

必ずしもイコールではないということです。

 

なので、平屋を建てたいと思っている方は

ぜひぜひ、そのまま平屋で突き進んでいただけたらと思います。

 

それでは、、、

 

2/20(木)一網打尽な提案~家づくりに関する豆知識~

 

物が溢れやすく生活感が出やすいリビングダイニングキッチンを

美しい状態で保ちやすくするには、

「部屋や収納をどこに配置するか」が大事です。

 

例えば「子供たちの部屋は2階につくるもの」だと

一般的に考えられていますが、自分自身の過去の経験上、

この当たり前は必要ないという結論に至りました。

 

子供たちは小さいうち自分の部屋を全く使わないし、

思春期となり使い出したとて

寝る前までリビングで過ごすのが

日常的に当たり前となっていることから、

いつも使うものは基本、

常にリビング付近に置きっぱなしになっているからです。

 

もちろん、時々は張り切って掃除をして

一旦、荷物をまとめて自分の部屋に

持っていってもらっていたのですが、

10日もすれば元通りになっているということを繰り返した結果、

不毛さに気が付いてそのまま放置しているという状態ですね。

 

ま、これはこれで

子供たちと過ごす時間が多いことの裏返しでもあるので、

いいんですけどね(笑)

 こんにちは

eguken myhome studio 江口です。

 

そんなルーツもあってか

弊社では子供たちの部屋を基本1階につくることを

オススメしているのですが、

これは子供部屋に限らず

寝室にも同じことが言えるのではないでしょうか。

 

これも再び自分の話になるのですが、

着ていた服をわざわざ2階まで持っていくのも

明日(今日)着る服を1階に持って下りてくるのも

なかなか面倒だからです。

 

結果、いつも着るものは

基本ダイニングチェアーに引っ掛けているし、

鞄なんかもダイニングチェアーの上に

置きっぱなしになっているというのが我が家の現状です。

 

そんなわけで、

こんな我が家の状況踏まえて

「だったら絶対平屋がいいやん!」

という結論に至ったというわけです。

もちろん、うちの子供たちも100%同意です(笑)

 

もっとも、我が家がそろいもそろって

ただただ横着家族なだけかもしれないところは

否めない事実なんですが・・・

 

✔️平屋に家事楽なんて関係ない?

 

家事楽な家にしたいというご要望を

家を建てる誰しもがお持ちだと思いますが、

こと「平屋」に関しては、

そんなことを気にする必要は一切ないのではないでしょうか。

 

部屋や収納がリビングダイニングキッチンと同じフロアにあるため、

自分たちの荷物や服を自分の部屋に片付けるのが

2階建住宅のように億劫じゃなくなるし、

そうなればリビング付近に物が溢れにくくなるので、

仕事に行っている日中にルンバのタイマーをセットしておけば

勝手に床掃除をしてくれるからです。

 

また、洗濯の一連の流れに関しても

上下移動がない上、移動距離も短くなることから

2階建てに比べて圧倒的に楽になるのは間違いないと思います。

 

ましてや平屋の最大の難点である

防犯とプライバシーを担保するために

「中庭」があるお家にしてしまえば、

干すも取り込むも片付けるも全てわずか数歩でこなせますからね。

 

そんなわけで、日常生活の困った、を一気に解決し

より豊かに暮らしを送っていただくために

弊社では平屋を中心とした家づくりをしているというわけです。

 

 

2/13(木)収納が多いに越したことはない?~家づくりに関する豆知識~

 

「収納は多いに越したことはない」

収納が足りず部屋に物が溢れている状態を想像すると、

あっさりこういう結論に至ってしまうのですが、

収納を多くつくれば建築コストも上がってしまうため

(家の面積が大きくなるから)

単純にたくさんつくればいいというわけではありません。

 

また、人は「隙間があればそこを埋めたくなる」

という習性を持っているため、

たとえ収納をたくさんつくったとて

その余白に合わせて物を増やしてしまう可能性が高いことから

収納のつくり過ぎにも注意した方がいいかもしれません。

 

「物が増える」ということは

「無駄遣いをしている」可能性が高い

ということでもありますしね。

 

こんにちは。

eguken myhome studio江口です。

 

というわけで今回は、

「収納」に対する弊社の考え方について

お伝えしていきたいと思います。

 

これを覚えていただくと

不用意にコストを上げることなく

充分な収納量を備えたお家を建てやすくなると思うので、

知識アップのために最後までお付き合いください。

 

✔️床ではなく壁で考える

 

その収納にどれだけの物を納めることが出来るかは、

床の多さというよりも壁の多さに大きく依存します。

 

例えば、2帖という収納は

1m69cm×1m69cmという広さですが、

この収納は壁をどう使うかによって収納の分量が違ってきます。

 

全部で4面ある壁のうち

2面しか使えないように入口をつくった場合、

1.69m×2面=3.38mが棚1段あたりに置ける分量ですが、

これを3面使えるように入口をつくった場合、

1.69m×3=5.07mにまで棚1枚あたり置ける分量が増えますからね。

 

ゆえ、収納を考える時は、

単純に広さだけを見るのではなく

その壁をどれだけ有効活用出来そうなのかに

着目していただければと思います。

 

それさえ出来るようになれば、

ある程度正確に収納の容量が

把握出来るようになるんじゃないかと思います。

 

✔️回遊動線は落とし穴

 

そしてこの考え方を知っていただくと

回遊動線(グルグル回れる通り抜け動線)が

いかに収納に悪い影響を及ぼしやすいのかを

ご理解いただけると思います。

 

通り抜けられるということは、

その通路に面した壁を全く使えなくなる

ということだからです。

 

先程の2帖の収納の場合で考えると、

4面ある壁のうちたった1面しか使えなくなる

ということになりかねませんからね。

 

つまり1帖の収納と同じだけの容量しかないということです。

2帖という広さは1帖という広さよりも

3040万円も多くコストがかかっているというのに、です。

 

そんなわけで回遊動線に関しても

便利そうだというメリットだけに着目するのではなく

その裏にこんなデメリットがあることも

ご理解いただければと思っています。

 

✔️収納に限らず部屋にも壁が必要

 

さらにこの考え方は

収納だけじゃなく部屋でも同じことが言えます。

 

4面ある部屋の壁のうち、

1面には入り口のドアがつくとして

もう1面にクローゼットをつくり

残りの2面に窓をつくってしまったら、

その部屋には全体を使える壁がなくなってしまうからです。

 

結果、物の配置が難しくなるし、

模様替えをする余地もなくなるし、

コンセントの位置もかなり限定されてしまいます。

 

ゆえ、間取りを考える時、

いかに壁を多くつくるのかを

弊社では意識しているというわけです。

壁が増えれば収納が安定するだけじゃなく、

耐震も良くなるし断熱効果も良くなりますしね。

 

もちろん、そのためには

最小限の窓で採光と風通しを確保出来る

間取りにしないといけないんですけどね。

 

というわけで、

最後は少し話が脱線しましたが、

とにかく収納は「床」ではなく「壁」が重要であることを

ぜひ知っておいてもらえたらと思います。

 

それでは、、、

 

2/6(木)なぜカーテンがいらない家にこだわるのか?~家づくりに関する豆知識~

 

カーテンの役割は、

光量を調整する

窓から侵入する外気を防ぐ

プライバシーを担保する

見たくないものを隠す(外)

見られたくないものを隠す(中)

この5つがあると言われていますが、

これら5つを全て満たすために

全窓へのカーテン設置を前提として

間取りや窓を考えてしまうと、

開放感や明るさが犠牲になります。

 

常にを満たそうとすると

カーテンを開けたままにしておくことが

出来なくなってしまうからです。

 

また、カーテン費用は

基本建築費用に入っていないため、

数が増えればその分コストへの跳ね返りが大きくなるし、

それに加えて

一つ一つデザインや素材にこだわっていくとなると

なおのことその跳ね返りが大きくなります。

 

そんなわけで弊社では、

出来るだけカーテンが必要のない

間取りや窓づくりをするように常に心がけています。

 

カーテンが必要なくなれば、

カーテンを洗う手間もなくなるし、

レールの拭き掃除もしなくていいし、

窓を開ける度にカーテンがビラビラ揺れる

あの鬱陶しい思いも一切しなくて済みますしね。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

基本カーテンが必要ない家にするためには、

周りから自分の家がどのように見えるのかを考えながら

間取りを考えなければいけません。

 

例えば、南向きの土地で間取りを考える場合、

安易に南向きにリビングをつくり

南向きに窓をつくってしまうと外からの視線が気になり

四六時中カーテンが開けられない家になってしまうので、

基本このようなレイアウトでは間取りをつくりません。

このお家は直射光が眩し過ぎるせいで

きっとテレビの画面も見にくいでしょうしね。

 

また、北向きの土地の場合、

南向きと違ってリビングが

人の目に触れる可能性はグンと下がるものの、

裏側に家が建っているとしたら、

室外機や給湯器やゴミ箱が陳列され、

換気扇から出てくる黒カビで薄汚れた

家の裏側がリビングから見える景色となり

結局カーテンが開けられなくなるので、

この場合も安易にリビングを南に持ってくるのではなく、

どうすればリビングの窓から

カーテンを取り除くことが出来るのかを考えつつ

間取りをつくりあげていきます。

 

大半の時間を過ごすリビングの窓に

カーテンがいらなければ、

光もたっぷりと入ってくる上

外や空が見えることで開放感が出て、

最高の空間が出来上がりますからね。

 

✔️カーテンがいらない設計にする利点

 

カーテンがいらないお家をつくることが出来れば、

日中照明をつける必要が一切ありません。

常時入ってくる自然光を防ぐものがなくなるからです。

晴れの日はもちろん曇りや雨の日だとしても、です。

 

そして、カーテンがいらないお家をつくることが出来れば、

カーテン代が必要なくなります。

おそらく50万円前後のコストが。

 

また、カーテン代が浮くと共に

窓のコストも減ることになります。

カーテンがいらないことで最小限の窓だけで

採光と換気が確保出来るようになるからです。

 

さらに、冒頭でもお伝えしたように

カーテンを洗う必要もなくなれば

レールの拭き掃除もいらないし、

窓を開けた時の鬱陶しいカーテンのビラビラに

イライラすることもなくなります。

 

この他、カーテンがいらなくなり

窓の数を最小限に出来れば、

その分、壁が増えることになるので

耐震性も高くなるし断熱性も高くなります。

 

窓が少なくなれば、

外壁を汚す窓からの垂れジミも少なくなるし、

戸締りの心配もきっと減るでしょうしね。

 

というわけなので、

カーテンの数を少しでも減らせるよう、

周りから自分の家がどう見えるのか?

そして、カーテンがいらないようにするには

どうすればいいのか?

こういった視点で間取りを考えてみてください。

 

それでは、、、

 

 

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