2022年03月

3/31(木)表と裏を使い分ける~家づくりに関する豆知識~

 

「平屋って高いんじゃないですか?」とか、

「●●●●●さんの家ってカッコイイけどやっぱ高いんでしょ?」と

同じくらいよく受ける質問が、「白い壁って汚れないんですか?」ってことです。

 

もちろん、外にさらされている以上100%汚れるので「普通に汚れますよ」とお答えするんですが、

その心をもう少し掘り下げてみると一番気になることは、

「汚れた時、不細工にならないのか?」ってことだと思うので、

今回は、その点についてお伝えしていきたいと思います!

 

やっぱ白い家が一番カッコイイわけですからね。出来ることなら白にしたいけど、

「どうしようかなー」と迷っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

では、まず弊社の家をご覧いただくと、共通したことがあるのですが、

それがお分かりになるでしょうか?

 

そうです。

基本的に「正面に窓がない」ってことです!では、これってなぜだと思いますか?

 

デザイン重視?と最初はお感じになるかもしれません。

ですが、実はそれだけじゃないんですよね。

(もちろんデザインも重視していますよ!)

 

実は、この理由は、

外壁を汚さないようにするためです。単純に、外壁汚れの一番の原因が「窓」だからです。

 

でも、ここで勘違いして欲しくないことは、ホントは必要なのに、なくしたいから

窓をなくしているんじゃなくて、なくなってもいいように

間取りをちゃんと考えているということです。

 

また、同時に窓以外のものも、正面からなくなるようにも工夫しています。

 

例えば、換気扇の外部カバーです。カバーの上に溜まった土埃が、

窓同様に雨によって垂れて流れてくるし、

カバー下からは、カビを伴ったドス黒い汚れが発生しますからね。

 

エアコンも正面側につけてしまったら、室外機と室外機までの外部配管が

モロに見えてしまうので、メチャクチャ不細工ですよね。

配管は軒天同様に、蜘蛛の巣の格好の餌食になっちゃいますしね。

 

このように、片端から

外壁を汚してしまいそうなモノをなくすことで、

そもそも汚れが付着しにくい家にしているというわけです。

突起物さえなければ、雨が降った時、一気に外壁の汚れを洗い流してくれるわけですしね。

 

この理論の弱点

 

でも、この方法にも1つ弱点があります。

っていうか、外壁を汚れにくくするための

もう1つの選択肢である「タイル」には出来て、

この方法には出来ないことです。

 

それは、家全面を汚れないようにすることは、不可能だということです。

エアコンにしても、換気扇にしても、どこかには必ず必要なわけですからね。

 

(ちなみに、タイルだと全面汚れにくくは出来ますが、

重厚感が半端なく出るので、

そもそも家の雰囲気がかなり変わってくるし、

値段もかなり高くなります)

 

そんなわけで、設計する時には、家の表と裏の使い分けをしなければいけません。

 

つまり、汚したくない表面ではなく、汚れてもそう気にならない裏面に、

細かい部材をまとめて設置するように、間取りを考えていく、というわけですね。

 

玄関の横にエアコンの室外機があるって、残念というか、なんか不細工でしょ?

また、玄関ドアと同じ方向に勝手口ドアがあるってそもそもおかしいでしょ?

本来裏口である勝手口が表口である玄関と同じ方向にあるって。

家の正面にゴミが並んじゃうし。

 

でも、こういったことにも配慮しながら間取りをつくるようにしないと、

あっさりこんな家が出来上がってしまうのもまた1つの現実です。

 

そして、これらの部材が、問答無用で外壁を汚し、

家を薄汚くしていってしまうというわけです。

 

結論としては、弊社では外壁を汚れにくくしつつ、

同時に、不細工な汚れ方をしないようにしているので、

汚れそうっていう理由で、白にするかどうかを悩んでいるのであれば、

思い切って白を使っていただければと思います。

白と木の組み合わせは最強にカッコイイですから!

 それでは…

 

 

 

3/28(月)家の原理原則~家づくりに関する豆知識~

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

さて今回は、昔の日本家屋に比べてずいぶんと安く建てられるようになった

もはや間取りも外観も建売住宅とそう変わらない最近の注文住宅について、

お伝えしていこうと思います。

 

今主流な間取りは日本人に適しているのか?

 

建売住宅に限らず、最近の注文住宅の間取りは、

完全にコスパ重視でつくられているのですが、コスパ重視でつくられたお家の間取りは、

日本人の気質やライフスタイルには、とてもじゃないけど合うものではありません。

 

例えば、密集する住宅の中で、外に向かってオープンになる家は、

本当に住みやすい家なのでしょうか?

 

開けた方向につくった大きな窓は、外から家の中が丸見えになってしまいます。

また、中から外もよく見えるため、よりいっそう外から見られている感が出てしまいます。

 

これじゃあ、リラックスした状態で家の中で過ごしにくくなってしまいますよね?

ノーメイクやパジャマのままで、あるいはパンツ一丁や上半身裸で、

過ごしにくくなってしまいますよね?

 

結果、本来は光量調整のために設置するカーテンを、視線の遮断を主たる目的として

設置せざるを得なくなります。

そして、想像を大きく下回る明るさの中で暮らさざるを得なくなります。

 

また、そうならないように、保険のために窓をたくさん設置しようとすると、

それはそれで別の問題が起こります。

 

耐震が悪くなる問題、家の中が寒くなる問題、もっとカーテンが必要になる問題、

外壁が汚れやすくなる問題、掃除する場所が増えてしまう問題

思っていたより収納が少ない問題、家具が置きにくくなる問題、などなどです。

 

窓が多くなり、その分壁が減ったことによる二次的な被害です。

 

つまり、自分自身で耐震と温熱を悪くし、かつ、余計な費用がかかり、

かつ、使い勝手が悪い家にしてしまう、というわけです。

 

この他、こういったお家の特徴は、子供部屋の利用時期が

限定的になってしまうこと、家が散らかりやすくなってしまうこと、

洗面やキッチンといった本当は明るくしたい場所が、

なぜか異様に暗い場所になってしまうこと、洗濯の動線がやたら悪くなってしまうこと、

などがあるのですが、これらは全て生活に支障をきたす

深刻な問題となります。

 

住みやすい家が一番!

 

ぶっちゃけ今主流となっている間取りを真似て

家を建ててしまうと、絶対に住みやすい家にはなりません。

 

ここまでお伝えしてきた通り、コスパを重視した間取りだからです。

 

事実、当たり前のように子供部屋を2階につくってしまったら、

子供が小さいうち家が片付きにくくなってしまうし、

出ていった後も使いにくくなってしまいます。

 

また、当たり前のように、南向きで部屋をつくってしまったら、

丸見え、日焼け、暑い、という問題が発生するし、逆に、水周りは、暗い、寒い、ジメジメする

という問題が発生してしまいます。

 

さらに、当たり前のように2階建てにしなきゃいけないと

思い込んでしまっているから、地震に弱い家になってしまい、

耐震補強に余分なコストを掛けざるを得なくなってしまいます。

 

ということで、家ってホントは、当たり前に倣って建てるものではなく、

土地に合わせて建てるものだということ、そして、その原理原則に沿って建てれば、

メチャクチャ住みやすい家になるということを、建てる前に

知っておいていただければと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

3/24(木)建てた後の現実に目を向ける~家づくりに関する豆知識~

 

「高齢者世帯の持家比率は8割を超える。ただし住む人が年齢を重ねれば家も老朽化し、

修繕などで重い費用がのしかかる。

不動産コンサルティング会社、さくら事務所(東京・渋谷)の試算では

一般的な戸建住宅(延床面積116㎡・木造2階)の

築後30年間の修繕費用は合計で875万円超に上る。

 

重要なのはこうした出費が増え始めるのは築年数が一定程度過ぎてからという点。

もちろんケース・バイ・ケースだが、戸建てなら築1520年で屋根・外壁の補修、

30年で給排水管の更新が必要になり、そのたびに数十万から百万円前後かかる例は

少なくない。居住が4050年と延びれば、費用はさらに増える公算が大きい。」

(とある新聞記事から抜粋)


こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

さて今回は、家を長持ちさせるために欠かせない

メンテ・修繕費用についてお伝えしていきたいと思います。

 

これからは人生100年時代を迎えるため、新築してから4050年どころか、

もっと長く住む可能性があるし、そこで快適に暮らし続けていくためには、

定期的なメンテが欠かせないし、この費用を再びローンに頼ってしまえば、

さらに返済負担が上がってしまい、老後に資金ショートしてしまうかもしれないので、

忘れず覚えておいてくださいね。

 

どれくらい積み立てていくべきなのか?

 

ということで、家を建てると同時に、修繕費用を毎月積み立てていって欲しいのですが、

どれくらい積み立てていくべきなのかを、60年間そこに住むと仮定して試算してみますね。

 

まず、15年に1外壁や屋根の塗り替えをするとして、

毎回150万円が必要だとすると、3回塗り替えすることになるため、

450万円が必要となります。

 

次に、新築した30年後ぐらいには、キッチンやお風呂といった水まわり設備品を

入れ替えないといけないとし、それに伴って床や壁などもリフォームする場合、

その度合いにもよりますが、

おそらく300万円は最低でもかかるのではないかと思います。

 

また、冷蔵庫やエアコンといった家電製品も出来れば10年ごとに買い換えた方がいいので、

これらにも、10年ごとに100万円はかかると仮定すると、

家電製品にも500万円ほどかかることになります。

 

そして、これらを全て合わせると、家を維持していくためには、

ざっと1250万円かかるということになります。

 

ものすごい維持費ですよね・・・

でも、これが家をずっといい状態で保ち続けていくための現実なんですよね。

 

では、毎月一体どれくらい積み立てていくべきか?なんですが、

これから40年間働き続けると仮定すると、毎月平均約2.5万円ずつ

積み立てていってもらわないといけません。

 

これまた「えっ!?そんなにも!?」っていう金額ですよね。

でも、これが現実なので、こういった費用も視野に入れた上で、

家づくりの予算を考えるようにした方がいいと思います。

 

このメンテナンス費用は、家が大きくなれば、もちろんそれに伴って高くなります。

 

また、家が大きくなれば、メンテ費用が増えるだけじゃなく、

ランニングコストとしてかかり続ける固定資産税や光熱費も高くなるため、

さらに家計への負担が上がってしまいます。

 

多くの方が、家を建てる時、今どうしたいかに比重を高く置いて

考えてしまいがちですが、実は、これから先のことにも

同じぐらい比重を置いて家づくりを考えるべきです。

 

いかに、固定資産税を安く抑えられるか?

いかに、光熱費を安く抑えられるか?

そして、いかにメンテ費用を安く抑えられるか?

 

これらにも目を向けながら、これからの暮らしに負担が少ない

家づくりを目指していただければと思います。

 

そして、そのためには、家や土地やお金に関して、

今ある常識や固定概念を信用しないこと、

そして自分たちが置かれた状況を冷静に分析し、

周りと自分を区別して考えることが、大切なのではないでしょうか?

 

それでは、、、

 

 

 

3/21(月)2035年問題と家づくりと~家づくりに関する豆知識~

 

2025年になると、

団塊の世代が全て後期高齢者となり、

75歳以上の人口が、全人口の5分の1になると言われています。

 

結果、今後さらに税や私たちの社会保険の負担が

上がっていくことになるのですが、問題はこれだけにとどまらず、

この先さらなる問題が起こると言われています。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

さて今回は、大切な未来の話をしていきたいと思います。

今から14年後の2035年あたりに起こる可能性が高いことなんですが、

なんとなく想像がつきますかね?

 

不動産価格が崩壊する!?

 

今から14年後の2035年あたりは、実は、団塊の世代の方たちが、

集中して他界するのではないかと言われている時期です。

 

そして、そうなると、

私たち世代は親の財産を相続することになるのですが

仮に、相続財産が相続税の控除以上にあった場合、相続税を納めなければいけなくなります。

 

では、仮にあなたが現金や有価証券の他、土地や建物も相続することになり、

相続税を支払わなくてはいけなくなったとして、とてもじゃないけど相続した現金や貯蓄だけでは

相続税を支払えないとしたらあなたはどうしますか?

 

シンプルに困りますよね?

すぐに売れるような不動産ならまだしも、不動産はそう簡単に売れるものでもありませんからね。

 

結果、多くの方が、相続税が払えず相続放棄せざるを得なくなり、

たくさんの不動産が市場に溢れ飽和状態になり、

不動産価格が崩れるだろうと言われているんですよね。

 

あるいは、相続放棄しないとなれば、

そして、自分自身が土地を買って家を建てているとしたら、

その不動産とともに、住むわけでもない不動産まで所有することになるので、

維持管理に手間がかかると同時に、固定資産税の負担が莫大に増えてしまいますしね。

 

そんなこんなで、

 

実家の土地に家を建てるという選択肢

 

は、けっこう現実的な選択肢ではないかと思っている次第であります。

 

土地を買って家を建てるとなれば、場所や広さによっては1000万円以上かかり、

これを全てローンでまかなうとしたら、毎月の負担が3万円も上がってしまうことになるのに対し、

実家の余っている土地や場所に家を建てることが出来るとしたら、

この3万円という負担を抑えることが出来、このお金を貯蓄に回すことが出来ますしね。

 

また、実家の土地に建てるとなれば、土地の固定資産税を親御さんが

払ってくれるかもしれないし、子供の面倒も見てもらいやすいし、

そしたら保育料も浮くし、家計を協力し合えば、

食費や雑費などもけっこう節約出来るかもしれないし、

新たに土地を購入しなかったことで、

将来、維持管理しなければいけない不動産も減ります。

つまり、もっと貯蓄が出来るかもしれないというわけですね。

 

もちろん、家庭の事情があるので、決してこの考えを無理強いはしませんが、

仮に、いずれかの実家の土地が空いているとしたら、それを使うという選択肢も持ち、

資金面と照らし合わせながら、家づくりの計画を立てることも

検討していただければと思います。

 

とはいえ、

土地を買わなくて良くなった分、家の予算を上げてしまって

結局貯蓄する余裕がなくなったのでは、何をやっているのやらという感じなので、

たとえ土地を買わない場合でも、家の予算はシビアに考えていただければと思います。

 それでは…

 

 

3/17(木)一家に一台という選択肢~家づくりに関する豆知識~

 

現在11台車を所有するのが当たり前ですが、車を持ち続けていくためには、

一体どれくらい維持費がかかるのか、計算したことがあるでしょうか?

 

こんにちわ。

eguken myhome studio 江口です。

 

では仮に、1台あたりの平均金額が300万円で、

7年ごとに車を買い替えると仮定して、計算していってみますね。

 

この場合、毎月の車両分割代金は、35,700円となります。

(無金利で計算しているのでローンで買う人はさらに金利が加わります)

 

そして、車を維持していくためには、この他、ガソリン代、保険代、車検代、

タイヤやバッテリー交換といったメンテ代、自動車税、などがかかるのですが、

 

ガソリン代:毎月10,000

保険代:年間50,000

車検代:2年ごとに100,000

自動車税:年間34,500

メンテ積立代:毎月3,000円(仮)

 

として試算してみると、車両代とは別に

毎月約24,200円がかかることになります。

 

つまり、車を1台所有するには、

ざっと毎月約60,000円かかるというわけです。

 

車は、1家に1台という選択肢

 

仮に、あなたが住みたい地域が、交通の便が悪い場所だとしたら、

11台車を所有せざるを得ませんが、

勤務先まで公共機関か自転車で通えそうな場所に暮らそうとお考えなのであれば、

1家に1台車を持つという選択肢もあってもいいのではないでしょうか?

 

利便性が高い場所で暮らすとなれば、土地価格も割高になるし、

結果、家づくりの負担も高くなってしまうからです。

 

例えば、土地の価格が坪25万円の地域だとしたら、車の台数を1台減らすことが出来れば、

土地の面積を約5坪減らすことが出来、それだけで125万円土地の負担が減ります。

 

かつ、その資金をローンでまかなう予定だとしたら、

さらに、それにかかる利息を、25万円ほど圧縮することが出来ます。

 

また、土地の面積が小さくなれば、それほど大きな額ではないかもしれませんが、

その分、土地の維持費として掛かり続ける固定資産税も安くなります。

 

そして、なにより車を1台にしたことによって浮いたお金を、

老後や教育のための貯蓄に回すことが出来ます。

 

毎月の固定費を減らす一つの選択肢

 

今後は1つの会社でずっと勤められる可能性も低くなるし、

1つの仕事をずっと続けられる可能性も低くなります。

つまり、昇給も当たり前じゃなくなれば、

手厚い退職金も当たり前じゃなくなるというわけです。

また、会社や職種が変われば給料はリセットされるし、

むしろ今よりも下がる可能性すらあります。

 

かつ、そんな中でも高齢化社会の影響を受けて社会保険料や税金が上がり続けていくため、

手取りが減り、さらに厳しくなるかもしれません。

その上、コロナ対策で財政出動したお金を回収するために確実に増税がやってくるでしょうしね。

 

それゆえ、これらを織り込んだ上で、これからの暮らしを設計していかないといけません。

そして、そのために出来るだけ固定費を減らすことが必要不可欠だと思います。

 

仮に、車を1家に1台にし、固定費を毎月6万円削ることが出来たとしたら?

かつ、土地や家の予算を圧縮することで、600万円削ることが出来、

ローン返済を毎月2万円削ることが出来たとしたら?

 

あなたの家計の負担は大きく減り、心にゆとりを持ちながら仕事をし、

不安を緩和しながら日々暮らしていくことが出来るのではないでしょうか?

そして、子供たちや自分たちの老後のために貯蓄していくことが出来るのではないでしょうか?

 

まっ、これはあくまで1つの考え方だし、この考え方を強要するつもりもないのですが、

これもまた一つの選択肢ではあるので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

3/14(月)家づくりの当たり前があなたを追い詰める?~家づくりに関する豆知識~

 

2017年の世帯所得の分布を見てみると、年収100万円台〜300万円台の世帯が

突出して多くなっており、これらを合計すると約41%に該当します。

 

事実、実質賃金も、この20年間で約13%下がっており、

1995年は550万円もあった世帯収入の中央値も、2017年には423万円まで下がっているし、

貯蓄ゼロの世帯も30%を超えているというデータが発表されています。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

この背景としては、非正規雇用の割合がこの20年の間に倍増し、

40%近くになってしまったことと、

その平均年収が正規雇用の65%にしか達していないことがあります。

 

地方公務員に至っては、非正規雇用割合がこの11年間で約40%増加しているし、

その年収は正規雇用の3分の1しかないし、昇給もボーナスもないという状況のようですしね。

 

天下の公務員さんといえど、まさかこんな状況になっているとは、

思ってもみませんでした。

ホント厳しい時代になったなって感じですよね。

 

家づくりの常識的な考え方

 

では仮に、先程お伝えした

世帯年収423万円前後の方が家づくりをするとしたら、

一体どうすればいいのでしょうか?

 

家庭を持ち、子供が生まれれば、誰もがマイホームを持ちたいと思うでしょうから、

現実的に考えていってみましょう。

 

まず、家を建てている周りの人たちと同じように、土地を買い、家を建てるのは、やめたほうがいいでしょう。

 

返済能力以上にお金を借りることになれば、ローンを払うだけでいっぱいいっぱいになり、

確実に貯蓄することが出来なくなるし、そんな状況の中、不測の事態が起こったりしたら、

たちどころに家を手放さざるを得なくなるからです。

 

また、なんとかマイホームを維持出来たとしても、貯蓄が出来ていなければ、

お金を理由に進学を諦めざるを得なくなるか、あるいは、奨学金という高額な借金を子供たちに

背負わせてしまうことになるし、ずっと不安を抱えながら暮らすことになると同時に、

不安定な老後を過ごす可能性が高くなります。

  

それゆえ、最も大きな固定費となる住宅ローン返済を、

収入に見合った金額にすることが、

これからの家づくりでは、なにより大切なことになるというわけです。

 

そして、そのためには、みんながどうしているのかを気にしないことと、

常識や当たり前に拘らないこと、この2つが大きな鍵となります。 

予算の立て方、ローンの選び方、土地の選び方、家の建て方、間取りの考え方、など

家づくりに関わる全てのことに関して、です。

 

なので、家を建てる時は、まずは自分にとってのベストな予算を

資金計画によって出すこと、

そして、その予算の範囲内で家づくりをするために、周りや常識を一切気にしないこと、

これを徹底してもらえたらと思います。

 

それでは、、、

 

 

3/10(木)資金計画の事前知識~家づくりに関する豆知識~

  

自分の年金を自分で積み立てるのではなく、私たち現役世代が支払う社会保険料が

高齢者の年金の大部分になっている日本では、高齢者の増加に伴って、

その負担がどんどん増えていくことになります。

 

例えば、厚生年金の保険料は、2004年の13.58%から段階的に引き上げられ、

現在は18.3%にまでなっているのですが、この費用は給料から天引きされているため、

徴収額が増えていることに、気付いていない方が案外多いのではないでしょうか?

 

あるいは、増えていることに気付いていたとしても、

わざわざ自ら納めに行くことがないため、負担が増えていることを、

実感しづらいのではないでしょうか?

 

また、年金制度とは関係ないものの、

同じ期間の健康保険料も、9.31%から11.5%にまで上昇しているし、

雇用保険や労災保険も含めた全体の社会保険料も、25.14%から31%にまで上昇していて、

会社員が天引きされる社会保険料は、実に給料の15%を超えるにまでなっているのですが、

おそらくほとんどの方がこんなコト知らないと思います。

 

さらに負担は増えていく?

 

国は、今のところ厚生年金の保険料率をこの数字のまま固定すると公表しています。

 

しかし、一方で、少子高齢化が本格化していく状況の中では、

これも難しいと言われていて、今後20年あまりの社会保障費の伸びを考えると、

雇用保険や労災保険を含めた社会保険料全体の料率が

40%にまでなると考えられています。

(厚生年金が25%(現在18.3%)となり、

健康保険が15%(現在11.5%)となるとの試算)

 

結果、給料からの天引きが20%となり、今よりもさらに5%手取り金額が

減ってしまうということですね。

 

しかも、この負担増は、会社にも同様にのしかかってくるので、

天引き増に加えて給料までも上がりにくくなってしまう

ということでもあるんですよね・・

  

年金も減ってしまう?

 

さらに、公的年金も2040年代には、給付水準が2割は減るだろうと言われています。

 

それゆえ、手取りが減っていく中でも、老後に備えて少しずつでも貯蓄をしていくべきですし、

夫婦ともに働くことをオススメします。

 

また、60歳や65歳で引退するのではなく、出来れば75歳まで働き続けることを前提として

仕事に取り組んでいくべきです。

仮に100歳近くまで生きるとしたら、あんまり早く退職しても退屈でしょうしね。

 

また、家を建てるにしても、手取り金額が減っていくことや、

老後や進学のことも考えた上で予算を設定し、その予算の中で納まるようにすべきです。

 

そんなこんなで、

今のことだけを考えるのではなく、未来にも目を向けた上で、

ライフプランをしっかりと立てるようにし、その上で家の予算設定をすることを

心がけていただけたらと思います。

それでは…

 

 

3/7(月)これから建てるべき家とその理由~家づくりに関する豆知識~

 

100年後と言われると、遠い未来なのでピンとこないかもしれませんが、

最悪のシナリオをたどった場合、

 

✔︎世界の平均気温が現在より3.7℃上昇

✔︎海面が上昇

✔︎地域的な食糧危機が発生

✔︎多くの種が絶滅

などが予想されています。

 

そして、日本個別だと、

✔︎4℃程度気温が上昇

✔︎熱帯性の伝染病が蔓延

✔︎果樹の生産地域が変わる

✔︎現在の自然や文化を維持するのが不可能

だと言われています。

 

このような予測を受けて、現在、世界の各国が協調し、地球温暖化対策を行っているのですが、

もちろん、家づくりにおいてもそれ相応の対策をすべきです。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

さて、今回は、温室効果ガス(二酸化炭素)を出来るだけ出さないようにするためには、

どのような家づくりをすべきなのか?について考えていきたいと思います。

 

✔︎断熱性能を高める

 

二酸化炭素の排出を抑えるために、国が全ての住宅会社に標準化を求めていることは、

断熱性能を高めることです。

 

断熱性能を高くすれば、その分外気の影響を受けにくくなり、

冷暖房の使用を減らすことが出来るからです。

 

そして、これを大前提とした上で、弊社が推奨している考え方が、

 

✔︎出来るだけ家を小さくする

 

ということです。

家の面積を小さくすることが出来れば、それに連動して体積も減り、

冷暖房ロスを減らすことが出来るからです。

 

とはいえ、家を小さくしたことで、使いやすさや住みやすさを

損ねてしまったらダメなので、いらないところだけを削らなければいけません。

 

例えば「廊下」です。ただ通るだけのスペースだし、

廊下があることで空気を遮断してしまうからです。

 

また、土地にゆとりがあるのに2階建てを建てるのも、

廊下が多く出来る原因となるので、敷地にゆとりがあるなら、

基本的に平屋にすべきです。

 

そして、これに加えて、部屋の広さや部屋の数なども最小化すべきです。

寝室や子供部屋の広さや、客間として使う部屋などですね。

 

✔︎窓と壁のバランス

 

さらに、窓の数も出来るだけ減らすべきです。

単純に、窓は断熱材が入った壁よりも、断熱性能が低いからです。

 

窓が減り、逆に壁が増えれば、その分、耐震性も高くなるというメリットもあるし、

収納に至っては窓が減って壁が増えた方が、より多くの棚を設置することが出来ますからね。

 

もちろん窓の数を減らしたことによって、家の中が暗くなってしまったのでは、

全く意味がないので、そうならない工夫も必要なんですけどね。

 

✔︎太陽光発電を設置する

 

太陽光発電を設置し、自家発電によって電気をまかなうことも

これからは必要不可欠です。

 

電気の大半は、最も二酸化炭素を排出する火力発電によってつくられているからです。

 

そして、太陽光パネルも、出来るだけ多く載せることを推奨しています。

 

最近は、太陽光発電を初期費用ゼロで設置することも出来るし、

10年後は電気代が上がっている可能性が高いため、

電気を買わないようにすることが、

経済的なメリットにつながるからです。

 

それゆえ、こういった理由からも、よりたくさんのパネルを設置することが出来る

平屋をオススメしているというわけなんですよね。

 

いかがですか?

 

地球温暖化と聞くと、他人事のように感じてしまうのですが、

前回お伝えさせていただいたように、これが台風の発生頻度や風速、

異常気象などの原因となっているため、安全に暮らしていくことが出来る未来をつくるためには、

1人1人がこの対策をしなくてはいけません。

 

そんなこんなで、環境に配慮した家づくりをすれば、

それが結果的に、より経済的で快適な住まいへの後押しとなるので、

ぜひ、脱炭素も意識しながら住まいづくりをしてもらえたらと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

3/3(木)未来に備えた家づくり~家づくりに関する豆知識~

 

近年、石炭、石油、天然ガスといった化石燃料の使用増加にともなって、

二酸化炭素の排出が急速に増加してきました。

 

この結果、地球上の余剰熱エネルギーが加速的に増加し、海がその熱をひたすら吸収し続け、

海水温の大幅な上昇を引き起こしていると言われているのですが、

これが、大型台風の発生や台風頻度の増加、そして様々な異常気象の発生原因となっています。

 

また、環境省の予測によると、2100年には夏の気温が軽く40℃を越し、

台風の風速が最大90mにまで上るとのことなのですが、

私たちが生きている30年後の2050年でさえも、

現在より気温が1.5度も上昇するようです。

 

それゆえ、私たちは可能な限り二酸化炭素の排出が抑えられる

家づくりをすると同時に、これから起こりうる災害に備えた、

家づくりをしなければいけません。

 

こんにちは。

eguken myhome studio 江口です。

 

では、具体的にどのような家づくりをすればいいのでしょうか?

 

耐震性の正しい理解

 

家は、地震によってのみ揺れるのではなく、トラックやトレーラーといった

大型車両が家の前を通った時や、台風の時のような強風時にも揺れます。

 

そして、これら11つの積み重ねによって金物が緩み、その精度が劣化することで、

大きな地震が発生した時に耐えられなくなってしまうこともあります。

 

ましてや、ここ最近強烈な風速をともなった大型台風が当たり前となり、

しかも発生頻度も高くなっていることから、地理的条件や環境に合わせて、

なるだけ強風の影響を受けにくい家にすることがなにより大切なのではないでしょうか?

ただ単に耐震等級を高めるだけではなく。

 

風の抵抗を受けにくい家とは?

 

もちろん、土地の広さによりますが、環境的な観点から見ても、

家は平屋がベストだと思います。

 

背が低いため、そもそも風の抵抗を受けにくいし、

上からの荷重もないため、風の抵抗を受けてもそれほど揺れないからです。

 

また、トラックやトレーラーが通った時も、重心が低く、ドシっとしていることから、

通ったかどうかも分からないぐらい、その振動の影響を受けないからです。

 

ただ、平屋で最も難点となるのが、コストの問題です。

 

家を小さくしなければ、単純にコストが高くなってしまうだけだし、

土地も広げないといけないとしたら、土地のコストまで高くなってしまいます。

 

また、間取りやデザインが悪くなると、目隠しや装飾のために、

外構工事のコストまで高くなってしまいます。

 

その上、家や土地の面積が広がってしまうと、

いずれの固定資産税までも高くなってしまいますしね。

 

それゆえ、コスト面にも配慮した間取りづくりやデザイン提案が

平屋づくりには欠かせない大切な要素となります。

 

しかし、コスト面をクリアすることで、無理のない返済計画を実現し、

豊かな未来を描くことが出来れば、間違いなく平屋が最も望ましい家だと思います。

 

温室効果ガス排出削減への寄与度も、2階建ての家よりも高くなりそうですしね。

 

ということで、次回は、

より温室効果ガス排出が削減出来る家について、

お伝えしていきたいと思います。

 

それでは、、、